唐突ですが…そもそも、身体に眠っている回復力があること知っていますか?
体に眠っている回復力が「痛み、刺激」によって目覚める機能のことをホルミシスと言います。
私達の身体の仕組みにはこのようなホルミシスの機能が備わっているのです。
若返りの仕組みとは、苦痛と回復のサイクルを繰り返し行うことだそうです。
苦痛とは、運動・適度なストレス・断食・効果的な食事・暑さ寒さなど酵素風呂などもその一つです。
それに対して回復とは、睡眠・栄養・休養などを取ることです。
これを繰り返すことで若返ったり若さを保ったりするようです。なぜなら私達の身体の仕組みにはこのようなホルミシスの機能が備わっているのです。ホルミシスとは、先程も書いた通り眠っている回復力を痛みによって目覚めることを言い、回復しようとする機能アップに繋がるのです。
因みに、ホルミシスをギリシャ語で「刺激」を意味します。
身体は刺激だけでも睡眠休養だけでも良くないので適度な刺激を感じ、休んでばかりでは好くないということなのでしょう。
刺激の中で運動・適度なストレス・断食・暑さ寒さはわかりやすいが、効果的な食事とは何かというと、野菜や果物の中には豊富な栄養だけでなく少しの毒があるというのです。
その少しの毒が身体のホルミシス作用によって結果的に体に良いとされているのです。
例えばポリフェノールは身体に良いとされていますが、実は弱い毒なのです。
少量の弱いポリフェノールが体に入ることにより身体がホルミシスを発動させるから、同じく結果的に身体に良いという仕組みになるのですが面白いですよねぇ。
このような野菜などにあるフィトケミカルという植物が自分を守るために作り出した成分があります。
お茶=カテキン ぶどう=ポリフェノール 大豆=イソフラボン にんじん=βカロテン トマト=リコピンなどのフィトケミカルは身体にとって適度な毒だから体にいいとなるのです。
毒や刺激や苦痛は適量であれば体に有益に働く事になる、何故ならホルミシスを発動するからなのです。
このように考えると栄養だけ、運動だけ、休養などだけではダメだということになります。
適度、言い換えて「いい加減」をうまく使い楽しく生きていこうではありませんか。
今回は身体についてですが、脳・精神的にも結びつくと思いますが、どう思いになるでしょうか?
機会がありましたら呟こう思っております。
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